もう何年も昔のこと。

私はとある株式会社で、インターンシップ生向けの新人教育プログラムをクリエイトしなければいけない時期があった。

自分も未熟なのに、人様に教育なんて…とかなり自信がない案件だったので、名古屋の某セミナーに参加して、「コーチング」と言われる技術やノウハウを勉強しようとしていた。

参加費は会社持ちだったので、かなり高額だとは思ったが、まあそこはあまり気にせず、開催日を待っていた。

すると、ある日のニュースでそのセミナー講師が「詐欺」の容疑で訴えられていると知った。

…会社にすぐに連絡。

が、時すでに遅し。上司は、怒るでしかしの横山やすし状態。

そんなことを教訓に、

「上手くいかないかもしれませんが、何でも自分でまずは、何かを掴もうと、問題解決に向かって準備してみましょう。

わからないことは、何がわからないのかをまず理解してみて、質問するといいでしょう。」

と、新人研修のときに言えるようになりました。